最近、茨城県では「空き家問題」が話題になっていますが、実際どのくらい深刻なんでしょうか?
はい、実は2023年の調査によると、茨城県の空き家の数は約19万6千戸にもなっていて、空き家の割合は14.1%にもなるんです。これは全国平均よりも高い数字で、深刻な状況なんですよ。
そんなに多いんですね…。でも、空き家を何かに活用できる可能性もあるんですよね?
その通りです。実は、この空き家の中にはまだ十分使える建物も多くて、約19万6千戸のうちの多くが再利用できる可能性があります。茨城県としてもこれを何とか活用しようと動き出しています。
具体的にはどのような取り組みをしているんですか?
例えば2025年2月12日に「茨城の空き家を面白がる会」というイベントが開催されました。宅建業者さんや空き家のオーナーさんが集まって、空き家をどのように再利用できるかを話し合う会なんです。
なるほど、「面白がる会」とは面白いネーミングですね!どんなことをやったんですか?
参加者が空き家をどう活かすかというアイデアを出し合ったり、実際に空き家を活用したい人とオーナーさんを繋ぐきっかけ作りなどが行われました。例えば、住宅として再利用するのはもちろん、地域のコミュニティスペースや、新しいビジネスの場所としての活用法など、いろんな可能性を検討したんです。
確かに、ただ住宅としてではなく、地域のコミュニティやビジネスとしても使えれば、新しい魅力になりますね。
そうなんです。これからは空き家が地域の資源として見直され、新しい価値を生むきっかけになる可能性が高まっています。こういった取り組みを通して、空き家の問題解決だけでなく、茨城県全体が活性化していくことが期待されています。
そうやって前向きに活用が進めば、地域にとっても良いことですね!楽しみです。